初めて買うカメラは何がいいのかわからない、コスパのいいカメラを買いたい、初心者にはSONYのZV-E10がおすすめと言われているけど、自分に合うのかわからないと悩んでいませんか?この記事では、ZV-E10の9つのおすすめポイントと購入前に確認すべきデメリットをご紹介します。
カメラ初心者のわたしが実際に購入したときの決め手になったポイントや使用感を交えてご紹介します。
ZV-E10が気になる方は、この記事を参考にしてください。
予算10万のコスパ最強ミラーレスカメラ
SONYのZV-E10は、「スマホよりもいい写真が撮れる」「家族との思い出をきれいな動画で残すことができる」約10万円のコスパ最強ミラーレスカメラです。
レンズ有り無し?ブラックかホワイトか?
ZV-E10を購入する際にキットレンズのありなし、本体の色を考えなくてはなりません。
VLOGCAM ZV-E10 ボディのみ ブラックorホワイト | 約8万円 |
VLOGCAM ZV-E10L パワーズームキット ブラックorホワイト | 約9万円 |
キットレンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」を約1万円で買うことができます。
ボディのみの場合は、Eマウントのレンズが必要です。
他にも必要なものがある
絶対に必要なもの | SDカード モニター保護シート ブロワー 等 |
あった方が良いもの | 予備バッテリー NDフィルター シューティンググリップ ミニ三脚 他 |
絶対に必要なものをひと通り揃えると約1万円。
パワーズームキットと合わせて、約10万円でカメラを始められる「コスパ最強のミラーレスカメラ」です。
ZV-E10の基本スペックと特徴的な機能
「SONY VLOGCAM ZV-E10」は2021年9月に発売された動画撮影に特化したミラーレスカメラです。
型式 | レンズ交換式 デジタルカメラ |
レンズマウント | SONY Eマウント |
イメージ センサー | APS-Cサイズ Exmor CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2420万画素 |
静止画 画質モード | RAW RAW+JPEG JPEG |
動画撮影上限 | 4K:30p FHD:120p |
ファインダー | なし |
液晶モニター | バリアングルモニター |
重量(g) | 約343 g |
※SONY公式サイトから抜粋
https://www.sony.jp/ichigan/products/ZV-E10/
カメラ初心者にZV-E10をおすすめする9個の理由
①ZV-E10はカメラのなかでもコスパ最強
画像 | ボディ価格 | センサー サイズ | ボディ内 手ぶれ補正 | 特徴 | 公式サイト |
SONY ZV-E10 | 約8万円 | APS-C | 動画のみ あり (Catalyst Browse使用可能) | 動画撮影に特化した機能 | 詳細を見る |
SONY α6400 | 約12万円 | APS-C | なし | SONY APS-C エントリーモデル | 詳細を見る |
SONY α6600 | 約14万円 | APS-C | あり | 光学式ボディ内手ぶれ補正 | 詳細を見る |
SONY α7Ⅲ | 約25万円 | フルサイズ | あり (Catalyst Browse使用可能) | フルサイズ レギュラーモデル | 詳細を見る |
SONY α7c | 約22万円 | フルサイズ | あり (Catalyst Browse使用可能) | 小型軽量 フルサイズ | 詳細を見る |
CANON EOS Kiss M2 | 約8万円 | APS-C | あり | APS-C エントリーモデル | 詳細を見る |
CANON EOS RP | 約13万円 | フルサイズ | なし | 小型軽量 フルサイズ | 詳細を見る |
Nikon Z 30 | 約9万円 | APS-C | あり | 動画撮影に特化した機能 | 詳細を見る |
Nikon Z fc | 約12万円 | APS-C | なし | フィルムカメラのようなデザイン | 詳細を見る |
Nikon Z5 | 約16万円 | フルサイズ | あり | フルサイズ エントリーモデル | 詳細を見る |
FUJIFILM X-S10 | 約12万円 | APS-C | 優秀な手ぶれ補正あり | フィルムシミュレーション | 詳細を見る |
FUJIFILM X-T4 | 約22万円 | APS-C | 優秀な手ぶれ補正あり | フィルムシミュレーション | 詳細を見る |
②初心者でも簡単操作でボケたいい感じの映像表現が可能
スマホよりもボケたいい感じの写真や映像を撮りたいけど、初心者さんはカメラの操作方法や仕組みがわかりません。
ZV-E10は、ボタンひとつで背景をボカすことができます。
ボタンを押すと背景がボケて、もう一度押すとくっきりと撮影することができます。
初めは操作方法がわからなくても、写真や映像のボケ感を楽しみながらカメラの扱い方に慣れることができます。
ZV-E10の操作方法はこちらのサイトを参考にしてください。
Yuu / Photo Journal PRESS より引用
③軽量コンパクトだから持ち出しやすい
ZV-E10は軽くて持ち出しやすいサイズ感です。
iPhoneSE2と同じくらいコンパクトです。
せっかく高価なカメラを買っても、持ち出さなくては使わなくなってしまいます。
ストラップで首にかけておく場合、重くて大きなカメラはとにかく疲れてしまいます。
カメラ選びでは「軽量コンパクト」はとても重要です。
④レンズ交換式だからいろんな表現が可能
ZV-E10はレンズを交換できるミラーレス一眼カメラです。
レンズを交換することで、旅先のきれいな景色やキラキラした玉ボケを入れた写真、子供の運動会のように離れたところの様子など、いろんな撮影ができます。
SONY Eマウントは、SONYの純正レンズだけでなくサードパーティ製のレンズが充実していて、たくさんのレンズから選ぶことができます。
メーカー純正のレンズは価格が高い傾向があります。
サードパーティのシグマやタムロンでは、高品質なレンズを純正よりも安く手に入れることができます。
⑤バリアングルモニターは自撮りに最適
ZV-E10は、バリアングル式の背面モニターです。
撮影時にモニターの角度を調節することで、ハイアングルやローアングルでの撮影が簡単にできます。
また、モニターをレンズ方向に向けることができます。
Vlog撮影時に旅先の背景越しに自撮りしたり、将来的にYouTubeで自撮りしようと考えている方は、モニターで映像を見ながら撮影することができます。
⑥撮影中でもRECしていることを確認できる
動画撮影時は、「今撮影しているのか?」忘れてしまうときがあります。
撮影を終わらせるためにRECボタンを押したら、そこから録画が始まってしまい、「大事な場面を録画できていなかった」ということがあります。
ZV-E10は、録画しているときはモニター上に大きな赤い枠を表示することができます。
撮影時に赤い枠を目印にすることで、大事な場面の録画忘れを防止することができます。
⑦ソニーのオートフォーカスは超優秀
オートフォーカスが優秀だと、撮影したあとに「ピントが外れてた」という失敗が少なくなります。
上位モデルではそんなことはないですが、エントリーモデルではオートフォーカスが迷ってしまってピントが合わないこともあります。
他のカメラメーカーよりもSONYのオートフォーカスは優秀と言われています。
カメラ初心者はピント外れで失敗しないSONYのオートフォーカスがおすすめです。
⑧高性能なマイク機能
ZV-E10には3つのカプセルマイクが搭載されていて、クリアな録音ができます。
こどもが元気にはしゃいでいる可愛い声を、きれいな映像と一緒に録画することができます。
また、屋外で撮影していると風切り音が入ってしまいます。
ZV-E10は、付属のウインドスクリーンで風切り音を低減させて、クリアな音声で録画することができます。
⑨手振れ補正機能で見やすい動画を撮影可能
動画撮影ではどうしても手ブレしてしまいにくい映像になってしまいます。
ZV-E10は動画専用の電子手ブレ補正機能「アクティブモード」を搭載しています。
約1.44倍にクロップされてしまいますが、きちんと手ブレを抑えた映像を撮影することができます。
購入前にZV-E10の3つのデメリットをチェック
①アクティブ手ブレ補正はおまけと考えた方がいい
おすすめポイントとしてアクティブ手ぶれ補正を紹介しましたが、歩き撮りの手ブレに対して効果は期待できません。
動画撮影の手ブレを抑えるためにはジンバルを使用しますが、それなりに高価ですし、重たい荷物になってしまいます。
ZV-E10は、「Catalyst Browse(カタリストブラウズ)」というSONYの無料ソフトウェアを使用して、手ブレを補正することができます。
こちらも映像がクロップされてしまいますがアクティブ手ぶれ補正よりも補正効果がよく、ジンバルを使用したようになめらかな映像に仕上げることができます。
②ファインダーがない
写真撮影の際にはファインダーで構図を確認します。
ZV-E10は動画に特化した機能を盛り込み、且つ価格を安くするために工夫されたカメラです。
価格を安くするためにファインダーがなくなっています。
ほとんどの方はスマホで撮影することに慣れているから、ファインダーがなくても撮影を楽しむことができます。
日中の屋外の撮影では、明るすぎてモニターが見づらくなってしまいます。
屋外で撮影する際はモニターを明るく設定しましょう。
③もっといいカメラが欲しくなる
ZV-E10を手に入れて、たくさん写真や動画を撮影したり、カメラに詳しくなったりすると、どうしてももっといいカメラが欲しくなってしまいます。
特に初めてカメラを手に入れた場合は、「もっといいスペックを」「こんな映像を撮りたい」という気持ちになるでしょう。
それはあなたのレベルが上がって、カメラを楽しんでいることでもあります。
ZV-E10はレンズ交換式ですので、広角レンズや望遠レンズを購入したり、シューティンググリップや予備バッテリー等のアクセサリーを充実させて、もっと映像を楽しみましょう。
逆に、「そんなに持ち出さなくなってしまった」「結局スマホでもいいじゃん」となってしまう可能性もあります。
カメラは他の趣味と違ってとても高い買い物です。
「コスパ最強」のZV-E10を最初のカメラにするのは、初めてのカメラを検討されている初心者さんに1番おすすめのカメラです。
まとめ
今回はカメラ初心者さんにZV-E10をおすすめする理由とデメリットを紹介しました。
ZV-E10はデメリットもありますが、機能と価格のバランスがとれた「コスパ最強のミラーレスカメラ」です。
カメラ初心者さんにおすすめの1台ですので、ぜひチェックしてみてください。